インコ風味のアイス

2013年09月20日 07:45

インコ風味のアイス!?

「食べるとインコのような味が口に広がる」と話題を集めている神戸発のインコ風味のアイスクリーム「インコアイス」が9月11日(水)より、関東の百貨店としては初めて西武渋谷店の食品売り場で常設販売される。(デパチカドットコム)

 同アイスは、神戸・灘区にある鳥を愛(め)でながらお茶を楽しめる「とりみカフェ ぽこの森」が手掛けた異色のカップアイスで、小鳥のエサとなるアワや麦、フルーツ、ひまわりの種などをバニラアイスに混ぜ込んだもの。

 ラインアップは3種類で、香ばしいナッツとフルーツの味わいが広がる「オカメインコアイス」、口当たりよく加工したヒエ、アワ、キビなどの雑穀と、セキセイが好きなフルーツを組み合わせた「セキセイインコアイス」、バニラアイスに雑穀と隠し味のマシュマロを加えた「ぶんちょ仕立てのフィンチアイス」。乾燥地帯出身の水浴びをあまりしないインコは、エサのにおいが羽につきやすく、品種によってエサの種類も違うため、小鳥それぞれのにおいに似た風味のアイスが出来上がったという。

 今年5月に阪神梅田本店のイベントで限定販売したところ連日完売し注目を集めたことからツイッターを中心にネット上で話題となり、日本だけでなく海外のメディアでも紹介された。8月には東京のラフォーレ原宿でも期間・個数限定で販売され、初日には開店前から約150人の行列ができ、連日午前中には完売するほど反響を呼んだ。

 今回の常設販売は「このアイスを手掛けたカフェに関東圏からの問い合わせがとにかく多かった」ことから決定したという食品部菓子係の八森依知子さん。「話題のアイスの販売を通じて、新規のお客さまに西武食品館を知っていただければ」と話す。

 同アイスは、A館地下1階西武食品館「諸国銘菓」売り場で取り扱う。販売ケースに小鳥デザインを施し、メルヘンチックな売り場を演出する。価格は各1個315円。いずれも各日限定100点(合計300点)用意する。予約・取り置きなどは行わず店頭販売のみ。